─ アクアマリン ─
[>>24こちらの無茶振りに応えてくれた深雪からの返答に、頼もしいなぁと思いながらにっこり笑顔のアイコンを出して返す。
まぐれだったとは気付かない、というかそもそも前提から勘違いしていたので本当に無茶振りしてたとも気付かないまま。
『ドナー』と『竜騎士』の連携によって海竜の討伐が成され、ついでに衝撃で自分が海へと落っこちて。
『緋色』からのメッセージにそれぞれが反応するのを見ながら、自分が思うのもやっぱり皆と似たようなものだった]
「俺もこのままイベ続行に異論は無いよー。
むしろ運営の方針変わったとかじゃなくて安心したし。
GUには長年遊ばせてもらってるし、困ってる時はお互い様でしょ。」
[難易度の調節は難しいものだけれど、ここまで違和を感じた部分は無理ゲーになりかねないものだった。
あれが仕様だと言われたら流石に不信が募っただろうし、はっきり異常だと教えてもらえただけで充分安心できたから。
メッセージを送ると砂浜に上がり、相棒ともども大の字に寝っ転がってMP回復に努めたのだった]