― 大通りの露店 ― ふつーに、か。[笑みと共に向けられた言葉>>19を繰り返す。人づきあいがいいとはお世辞にも言えぬと思うが故に、大げさではないか、とは思うものの、それを口にする事はなく。腰を下ろして間もなく、目の前に置かれたセットに僅かに目を細めた] あまり、外で食事をする事はないんだが……たまには、こういうのも悪くないな。[紅茶とスコーン、どちらも良い香りを漂わせるそれに、ふと零れるのはこんな呟き。これが何事もない日常での事であったなら、との思いは沈めておいて]