人狼物語−薔薇の下国

496 天穹迷花


天星仙花

― 東の森 ―

[ 空に散った妖魔の気配は、森の中を身を隠すように歩んでいた白鹿を驚かせた。

怯えるように地に伏せた鹿の足元に、やはり、何かに驚いたらしいモグラが、穴から首を出す ]

[ 白鹿が鼻先でモグラに触れると、モグラの黒い毛皮はたちまち緑がかった白に変じたが、すぐに土中に隠れてしまったから、それを目にしたのは、取り残された雄鹿だけだった** ]

(31) 2018/02/03(Sat) 18:01:15

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby