……しかし、気の偏りが大きい、な。過剰なる火気は、私が取り込む事もできるが……。[一体落とした所で、周囲を見回し小さく呟く。巡った視線はやがて、土行に属す仙狸へと止まり]そこの娘……マリエッタ、と言ったか。火気取り込み、己が力に転ずる事はできるか?それができるようなら、力転じ、金行に属す者への支えを頼みたい。[火生土、そして土生金。連なる相生の理生かせば、相剋の負担も減じられるはず、と思いつつ。呼びかけの後、朱雀は再び、舞う四翼へと視線を向ける。**]