人狼物語−薔薇の下国

254 【身内】人妻の村【Mist杯】


【人】人形妻 ゾフィヤ

[メルクーリオは家人に案内されて2階に向かう。階段の途中で小さな猫に会った。黒い毛、緑の目。猫は訪問者を確かめるように見つめた後、すっと人形の間に消えていった]

[人形の間は2階を全部使った広い部屋だった。所々に人形が、あるものは立ち、あるものは椅子に座り、手を繋いでいるもの、机にうつぶせているもの。眺めていると少し落ち着かない気分になる。そのうち何体か、背格好が似ている小柄な少女の人形なのに気づいた]

[部屋の中央に進んで行くと、一番奥、今はカーテンで覆われている天蓋ベッドの側の椅子に座った人形が立ち上がった。いや、それは人形では無くて人間。古めかしい黒のゴシックドレスを着た、人形達と背格好が似た少女だった。陶器のような肌、端整な面差し。でもそれはどことなく冷たくて、人によっては不気味とも言うだろう]

(膝をかがめて会釈をしながら)ゾフィヤです。お名前を伺っても良いですか。

(31) 2014/09/21(Sun) 10:33:21

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