人狼物語−薔薇の下国

68 Es2nd― 緋の世界に滲む月 ―


伯爵家・次男 フェリクス

…宿代に、好きにしてくれて構わない。
−勿論、今晩でなくとも。

[ジェフロイの頬に右手を伸ばし、許されるならば輪郭を辿るように触れる。

示し合わせたわけではなく、押しかけたという思いから普段と違う切り口になる。

−本当は不穏な空気など意識外へと追いやられるくらいの刺激と、深い眠りを欲していたが。

嵐さえ乗り切れれば、きっと落ち着く。
男はそう考えていた。]

(31) 2013/10/01(Tue) 15:42:37

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