―前日/天上宮・城下―[>>25眼前の少年の正体を知らず。恐縮する姿にこれくらい構わないと応じる。>>26天上宮務めである事を伝えれば、実力者、と言うのには、右手を上下に振ってみせ]いやぁ、あたしなんてまだまださ。[謙遜からではなく、本心から。一武人として、中央に所属している事を誇りに思っているが、討伐の際に垣間見た事のある、四神やその眷属に名を連ねる人々の実力には遠く及ばない。いつかは頼りとする一角くらいは担いたいと、そんな目標を掲げて切磋琢磨しているが。]