■深夜 フレデリカの家/フレデリカの部屋
……んっ…?
[目をゆっくりと開け、身体を起こすアイリ。
ふと周りを見れば、部屋の中は暗く、すっかり夜の帳が落ちていた。
…どうやら心が安堵した事により、今まで溜まっていた疲労が一気に噴出し眠りについてしまった…
…と、アイリは思った。]
(…あれ、フレデリカは何処に行ったのかな…?
飲み物でも取りに行ったの…?)
[ぐるりと部屋の中を見渡すアイリであったが、部屋の中にフレデリカがいない事に気付く。
何処へ行ったのだろう、と考えている内に…]
(…一階の方で声がする?こんな時間に?)
[フレデリカの声が一階から木霊する(>>29)。その事にアイリ自身もまた不審に思いながら。
―フレデリカの部屋を出て、一階へと降りていくだろう。]