―4日目・AM11:00・第五訓練場―
[遅刻を恐れて必死に罠をくぐり抜けてきた自分とは正反対に開き直った動きをして現れた男。差し出されたコーヒーをやれやれと呆れた様子で受け取った]
物理的なものは次からはヨユーな気がするけど、幻術系はなー。
でも確かにトールは仕掛ける方が向いてそう。
[目の前の二人の会話に一歩離れたところで独り言ちの感想を落としつつコーヒーで喉を潤す]
これ、入学してからの本格的な訓練だともっとアブナイ罠とかも混ざる感じです?楽しそー。
[酷い目には遭ったがなかなかに楽しかったと、今後の学校生活に期待を膨らませた]