人狼物語−薔薇の下国

201 異端なるモノの舞踏場


銀の娘 ユーリエ

― 舞踏場近辺・ビル屋上 ―

[飛来するものの気配>>28に気づいたのは、双方ほぼ同時。
銀の娘は、鴉が転じた姿と、己が主の間に立ちはだかるようにその位置を変える]

「……良い、ユーリエ。下がれ」

……ですが。

「案ずる事はない。
 ソレは、ただの『影』だ」

[言い募る娘に、銀灰色の翼の少年──『熾天使』は短く言い放った後、氷の瞳を上がる口の端へと向けて]

「……確か、アルトゥルの気に入りのひとつ、だったか」

[確かめるような口調でそう、呟いた。*]

(30) 2014/06/11(Wed) 21:54:19 (tukineko)

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