人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


ウルケル軍大佐 タクマ

― 戦艦シュヴァルベ/来客室 ―

[ 男が歌を零したのは、全くの無意識で、扉を叩く音と共に、はっと気付いて口を閉ざす ]

入れ。

[ 声に応じて扉が開き、ルートヴィヒが兵士に伴われて部屋に足を踏み入れる。
兵士の雰囲気がどこか常より尖っている気がしたが、相手が敵国の将であれば仕方ないことだろうと、不思議には思わなかった。
手振りで、外へと兵を出し(この時も少々躊躇う風だったのが、おかしいと言えばおかしかったが)二人きりとなったところで、かけられた言葉に>>29苦笑を浮かべる ]

戦艦を沈めるには燃料さけが足りぬというところだ。......会談に応じて頂いた事を感謝する、扶翼官殿。

[ 軽い調子で言いながら、男は内心首を傾げた ]

(30) 2015/11/10(Tue) 16:41:28

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby