[途中で止まったその手を取って、一方的にぶんぶん握手だけして解放した。彼の顔に一瞬滲んだ感情に気付きはしたが、子供みたいだと微笑ましげに笑っただけで何も言わず] おや残念。 いい練習相手が来たと思ったんだけどね。[特に様が無いならこの場を離れる意図を示す様、コートを取って戻ってから、踊る訳でもないのに自分しかいないダンスホールに顔を出した彼に怪訝な顔をして見せる事で、何か話があるならばと、その先の言葉を促してみて]