― 水軍旗艦『八幡』・甲板 ―
それぞれに、強みはあるということですか。
[アデルから苦笑と共に伝えられた言葉>>15に、引け目を感じすぎる必要もないかと思い直す。
そして、何やら先の見通しがついた様子>>16の姫に、発破を掛けるような言葉を向けられて>>17]
まだ、海の平穏は遠いようですね。
[水霊の登場が示唆した、海域の異変。
正確な状況はまだ理解しきれていないが]
――はい、姫様。
その期待には、きっと応えてみせましょう。
[彼女の言葉には応えざるを得ない。
そんな船員らに共通した想いを代表するように伝えた]