人狼物語−薔薇の下国

525 ルー・ガルー戦記 11 〜カーマルグ半島帰属戦〜


王国軍部隊長 セルウィン

[だからその顔に猛禽のような笑みが浮かんだ時>>27――無論恐ろしくはあったけれど――むしろ救われたような気にさえなったのだ]

 当たり前だ!
 このまま帰ることなんて望んでいない――

[帰らない、とは言わなかった。
 虚勢だとわかっていても]

 フェリクス、お前の首を獲って帰るんだ――!

[それでも、勝つために戦いを挑むのだと、そう宣するのがぎりぎりの矜持だった。
 雄叫びと共に一歩を踏み込み、槍の穂先をかち上げる。
 周囲の精鋭兵はフェリクスに手出しはしなかったが、他の敵兵が動くならばそれを抑えに回った*]

(30) 2019/11/04(Mon) 22:17:37

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