[ 土気に克されるはずの水気の蛇は、金気の主に気を流す事によって、相生の力と成し、高められた力を受けて、霧から実体を持つ白蛇の姿へと代わり、竜の如く天へと昇る ]浄![ 更なる剣の一閃により放たれた剣風が、白蛇の後押しとなり、空ゆく魑魅の群れに躍り掛かった蛇は、忽ち、妖魔の群れを飲み込んで噛み砕いた* ]