[先程は何もなかったその段を踏んだ瞬間、天井から■tomato色の液体が撒き散らされた。とっさに振り払ったものの、相手が液体では完全回避とはいかない。] …っぷ、[今のところなんともないが、この城のことだ。ただの色水でもなかろう。できるだけ飛沫を拭い、それから、身体を洗い流せる場所を求めて階段を登っていった。**]