[手を引っ張りながら、振り返る。なんだか半透明から肉体に戻って怒涛だったので、一番大事なことを忘れてた]あの、そうだ。……えっと、リエちゃん。助けに来てくれて、ありがとうね。ちゃんとお礼、言ってなかった気がする。凄く、すごく嬉しいよ。[自分の不甲斐なさは別にして、素直に嬉しいと思う気持ちは伝えたかったのだ]