ありがとう、レト。
――ううん、どんなお祝いよりも、これが一番嬉しいよ。
「友達」に祝ってもらえるなんてさ。
[対等と呼べる存在、それも戦場を共に出来る友人は得難いものであったから、その相手からの祝いが嬉しくないはずもない。
それに、彼から受け取った手作りだという品は]
すごい……気持ちだけじゃない、いろいろ篭ってるんだろ、これ?
[触れた際に感じたのは、レト自身の気と等しい浄化の力。
それを確かめるように両手で包んだ後、左手首にそれを通した]
絶対、大事にするよ。
本当にありがとう。
[いずれ機会があれば、何らかの形で返礼をしたい。
そう密かに思いつつ、まずは感謝の意を口にした*]