人狼物語−薔薇の下国

479 月夜に吼える獣の宴


刃隠術 アイリ

[さて眼前の男はどうするのだろう――と見ればもう歩き出している。
先程の言葉を思い出して一歩を踏み出すのに躊躇したが、
(だって相変わらずわけわからないし)
一人になってしまうことへの心細さが瞬間的に勝ったし、
それに、男には訊きたいことがまだあった]


……ねえ! そういえば、あなた、名前は?


[男が止まってくれるとは限らない。そう考え、
距離をとって追いかけながら背中に向けて問いかけた**]

(30) 2017/04/29(Sat) 03:03:47

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