[トールはどうやら、唐突に現れた神父と知り合いとか。 二人の様子をしばし眺めていたが、オルガンの部屋へ行こうと促されれば] お、おう…? あ、神父のにーちゃん、ここお化け屋敷かもだぜ! [どこかいたずらっぽく振り返りつつ告げ、 トールとともにオルガンの部屋へ――― ドアの隙間からポロン ポロン 音が聞こえれば] な? さっき調べたけど、何もなかったぞ! [トールへ目配せを]