……大丈夫ですよー、アイリさん。 俺も昔、乾きに耐えきれなくて ソマリ様のこと噛んだりしてましたから。 こうしてていいですからね?大丈夫、大丈夫。 飢えが収まるまで俺、じっとしてますから。 [過去の自分を思い出し生きていれば彼女と同い年ぐらいであろう妹の姿も重なってあやすように、安心出来るようにゆっくりと優しく声を掛けた。許されるようであれば、その時は頭を撫でたりぽんぽんとあやすようなこともしてたっけ。]