ったく、本気で油断できねーな。
って事は、やっぱ、出来てるって事か……「舞踏場」が。
[『種』を生み出し、異形たちに力を与えるその場所。早く見つけなければ、と顔を上げれば、その視線の先、屋根の上に見える人影]
あ、れ……ガートルードさん、じゃ……
これは、ますますしっかりしないとだな、俺。
[6年前のあの時、男を助け協会に引き合わせたと言う人。その事は勧誘に来た狩人から聞いていた。
以来、勝手に恩人認識で居たりするのだが、本人にはそれは言えずに居た。
とりあえず、自分をこの道に導いた人をがっかりさせたくない、からと、そんな理由で自分を奮い立たせて探索を再開する。
他の狩人と合流することがあれば、相手に従うだろうけれど**]