俺たちが、知っている───未来を![過去に自分たちは知っていた。公国も帝国もなく、笑い会える世界を知っていたはず。だからこそ。自分たちの手で、再び成さなければならない。成せるはずだと、固く信じた。失ってきた過去を再び未来に…いや、それ以上のものを。そう信じて旧友《とも》の刃に刃を合わせる。高く、鋭い音が再び*響いた*]