人狼物語−薔薇の下国

541 グラムワーグ・サーガ 5 〜呪歌、今まさに絶えんとする時


魔法教師 ロヴィン

リヒャルト…

[ この異常事態とも言える場面で、しかし、リヒャルトに、怯えの気配はない。>>23迫る獣の如き爪が、その身を傷つけても、光を手に立ち向かう姿に、男は拳を握りしめた。>>24 ]

忘れるな、お前は、お前達は、一人じゃない。

[ 男の手は、胸のポケットに、その視線は、リヒャルトから、彼を見守り続ける少女へと動き>>15 ]

大地の欠片に 宿りしは 優しき温もり
願いを糧に 舞い散るは 守りの羽根
光の絆 闇祓う夜明けを呼ぶ

[ 青い闇に、届かぬ呪歌うたが、遠く響いた。** ]

(29) 2020/11/25(Wed) 02:17:51 (fukafuka)

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