[水の柱は、とっさに逃れようとした酸與を捉え、衝撃を与える。それを見た瞬間、とっさ、浮かんだのは気の連携]……カサンドラ殿、あれに風、ぶつけてくれ![水気に木気を、木気に火気を。重ねる事でより大きな力を生み出せるはず、と。そんな判断からこう怒鳴りつつ、自身が高めるのは、火気]……朱红的火焰猛烈燃烧。[言霊に応じて高まる火気は、肩の傷から零れるもの──命の焔を糧とするかの如く、滴る紅を取り込んで。紅より生じし朱が、大太刀に宿る]