― 『世界軸』中層 ―[出迎えのノリはなんか、ホントに食堂だなあ、なんてちょっと思ったりしつつ]うん、へーきへーき。怪我とかは殆どないんだよ。ただ、ちょっと、足がねー……。[大丈夫か、という言葉>>28には、頷きひとつ、返して]うん……そだね。父上も、兄上たちも、何よりそれを望んで、これを創ってくれたから。[切欠は絆石だったけれど、部屋に閉じこもって、心まで閉ざしかけていた自分を救うために、と尽力してくれた家族の事を思い返しながらこう言って]