人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[案内された部屋の前で、ひとつ息をする。
部屋の中からは低い旋律が聞こえたような気がしたが、良く聞くよりも先に案内の兵が扉を叩いた。
開かれた扉の中に歩み入り、部屋の主の顔を見る。]


 ─── まともな歌も歌えるのですね、タクマ・ナギ。
 あなたに、お会いしに来ました。


[目も口も笑みを形作っていたが、瞳には雷雲が漂っていた。]

(29) 2015/11/10(Tue) 15:36:03

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