― エディの幽閉場所 ―
[魔術に疎い男は、"丁重に扱ってくれ"とだけ指示し、それ以外は魔術師たちに任せた。]
さて、と。
もう一仕事な訳だが……。
[気を失ったままのエトヴァルトの傍ら、彼宛の王子の親書を置く。
懐にはもう一通、ギィ宛の親書。]
カトワールに、これを受け取ってくれる様な人材はいるかね?
ま、いいか。
ダメなら暴れてから帰ればいいかね?
[微かに聞こえるきゅと鳴く声は、くっついてきた生物(?)がエトヴァルトを心配する声かと思いながら、魔術師とともに再度カトワールに飛ぼうと*思案中*。]