いままでひとりだったから、愛ってよくわかんない。 だから……、だからね。 これから、たくさんの時間をかけてディーターが教えて? それと――…[最後を密やかな音にして、掠めるように唇を触れ合わせる。 仄かな接吻だけれど、 そのまま離れたりはせずにすぐに触れ合える距離のまま] 手じゃなくて、こっちがいいな。*