[さて、その後は違う意味で大変であった。
エルトナから降りて近くの出っ張りに腰掛けたロー・シェン。
久々に思いっきり飛べてご機嫌に踊るようにルンルンクルクルしてるエルトナを見つつ休息。
プルファーからもらった青い花弁の入った小瓶の花蜜を出すと、それはエルの!それはエルの!とばかりにはしゃいでぐりぐり身体を押し付けてくる。
それを一口口にしたら、『エルのなのに!!』と裏切られたような表情?をして横に倒れていじけたりしたせいで、プルファーの思うようなゆっくりと染みわたるような優しい甘さを覚えている暇もなかった。]
いや、二人でっていっていただろ。
[といっても、自分の都合のいいことで頭がいっぱいだったエルトナはいじいじいじける。近くにソルベがいたらこんな目にあわされたの。と被害者面して訴えただろう。あるいはソルベ以外の人も竜もそんな目にあったかもしれないが、そんなこんなで休んだのだか休んでいないのだかな時間を過ごした。
なお、花蜜は大半がエルトナが美味しくいただいたのでありました**]