[ 空の見える場所まで出ると、玄武神は七星剣を頭上に掲げ一閃する。すでに黄昏近い茜色の空に、白い霧の塊で象られた蛇の姿が浮かびあがった ]土生金…金生水…相生重畳…[ 低く唱えられた呪言と共に、付き従ったはずのウルズと、魑魅を発見したクリフへと、順番に霧の蛇が近づき、その身を通り抜けていく ]