それはこっちの台詞だ!
くそ、逃すか……!
[>>25よりによってお前かとコンラートに言われればそう返し、連れていたシュテラを逃がそうとする姿に更に銃弾を打ち込もうと引き金に力を込める。
けれどもそれは投げられたナイフによって阻まれた。
わずかに反応が遅れ、それでもなんとか交わそうと身を捩る。
掠った数は2(2x1)本だが、それは頬や肩いずれか、あるいは両方を掠める程度で、致命傷とは程遠い]
[銃のグリップをもう一度握りなおそうとした刹那、逆手に持ったもう一本のナイフが喉元近くに来て、俺は動きを止めた。
下手に動いて当たるのを避けるために]