―第2エリア・通路―[自室への帰り道を歩き続けていた際、鉄錆に似た甘美な香りが徐々に強く感じられるように( ――近い。この先か。)周囲に人影も気配も見えない。智慧のガルーは躊躇することなく甘美な香りの方向へと向かう。(――……あいつめ、連日元気なことだ。)間も無く、金髪の女性が首から大量の血を流し倒れている場へと辿り着く。>>3:394>>3:395]