―回想・オズの部屋で―ふふふ、おじさんじゃないの?――おじさま ?[血濡れのシーツをつまみあげ、脚を開いた侭身をくねらせる。上体を起こしたオズワルドを見上げ、こてり、と首を傾いだ。シーツへ横倒れた羽根はまだ痛みこそ残るが、指で撫でられればうっとりと相を和らげる。陶器にも似た白い肌は薄く色付き――しかし、]うわぁ…このおじさん変態だぁ[長い爪が色素の薄い茂みを散らせてゆけば>>382、どん引きの眼差しと率直な感想。可哀相なひとを見る目で、侮蔑を寄せた。これはひどい。]