あー、つまり、あんたもその狼と同類ということでいいのか?
似た者主従というか、何と言うか。
[ 無事に帰るのが普通じゃないらしい様子といい、本気でやりあうのが楽しそうと、本当に楽しそうに言ってのけることといい、と、苦笑して ]
しかし、そうか、だから一緒にいるわけか。
[ 似た者主従は、自分達も良く評される言葉の一つだったな、と思い出し、しみじみとそんな言葉を落とす。そういえば、別の意味での似た者主従も...と、思い出しかけていたところへ、
......気持ちは解らんでもないな。
[ 暫しの沈黙の後、笑み含んだ声でそう漏らした ]