……ディルドレ老。 この2年、王子を護って頂き感謝する。 貴女が居なければ……いや、貴女が居たからこそ、 今、こうして未来《さき》へと進んで行ける。 ありがとう。[慌しくて伝えられていなかった感謝。それを言葉にし、男は老竜に微笑んだ] 貴女がゆっくりと休める未来《さき》を作らないとだねぇ。[それが彼女への恩返しとなると思うから**]