[ 手合わせ前のぴりっとした緊張感を漂わせるジェフロイとディークを見つめながら、邪魔にならないよう距離を置いて、壁の方へと寄った。と、その時、>>5の呟きが耳を掠める。 ]おまえには、おまえにしか出来ない役割がある。……きっと。俺たちが学ぶのは、戦いに勝つ手段だけじゃない、己がどこでどんな形で力を尽くすべきか、その場所を見つける為の方法もあるはずだ。[ ひそめた息声で、むしろ己に言い聞かせるように呟いた。 ]