人狼物語−薔薇の下国

381 四君子繚乱


柊の氷華 ジークムント

 ――私は冬と氷雪の神。
 元来は精霊であったが、数千年前に昇格した。
 血の通う身であったことはない。

[道すがら、少女>>2へ己が正体を端的に述べる]

 理由、か。
 ――この世の理故に、だ。

[問いには答えにならぬ答え]

 王華へと上り詰めるための戦いでは、異界の者の力を借りるが決まりでな。
 私としても、生ける者を己が領域へ踏み込ませるなど、本来は望んでおらぬのだが。

[嫌々、という態度は隠さず、小さく首を振り]

 そして、そなたは選ばれた。
 ――嗚呼、間違いなく選ばれたのだ。

[雪花を受け止めたと話す少女に、彼女こそ己が呼び込みし者だと確信を得る]

(28) 2015/10/03(Sat) 01:27:40

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby