勝手に、触るな。[ 拒絶。夢の名残を拭い去るように剣を帯びた口調。語調を和らげることなく手早く用意を済ませれば、立ち上がる。もとより休憩の為にとった宿屋だ。少しくらい早く出たって構わない。] 行くぞ。[手短に報告すれば、腰を上げて。何処か強さを増したようにも見える黒光の方角へ向かうために、渓谷の方角へ向かう。]*