人狼物語−薔薇の下国

345 バードケージ・ブレイカー


鳴無 オズワルド

― 公園 ―

[空へと向けていた瞳を下げ、瞼の裏に隠す。
その状態で上体を揺らせば、身体は地上へ向けて落下を始めた。
座っていた場所はそれなりの高さがある。
けれど、背の翼を開けば地上に激突することはなく。
音の無い羽ばたきを経て両足が地上へと着いた]

……そろそろ時間か。

[呟かれたのは定時の定期検診に対してのもの。
生体改造を受けてからと言うもの、幾月かに一度の検診が義務となっていて、それが今日行われることになっていた]

(28) 2015/06/14(Sun) 22:42:06

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