人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


貴族 ソマリ

― オプティモ・救護所 ―

[その後、地平に陽が沈む日暮れ頃に、男は救護所を訪れていた。
北の森林、南の山岳、古き民達も共に訪れている]

 …そうか。処置の上では問題ないと。
 やられたのが腕で良かった。
 これで胴を穿たれていてはとても生きては居れまいだろう。

 …全く、漸くこれから、融和から友好へ進めると云うのに。
 その友人が潰れてくれては私も困る。

[飽くまで王国の利を見据える貴族としての言葉も多いに含むが。
経過は然程深刻でなさそうな事を理解して、安堵する様に頷いた頃。

救護所を纏める中年の女性に、『貴族様でもお友達でも、こんな団体で来るんじゃないよっ!!』と敢え無く放り出されてしまったのだが]

(27) 2015/03/18(Wed) 20:14:14

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