― 湖畔 ―
[ほのかに漂う桜の香り。
癒しの力帯びた風が、自分たちの間を巡っていく]
そうですね。
しかし、不意に襲われることを思えば有難くもあるのですが。
[意図を深読みする師>>22に頷きつつも、一方ではある程度の平等を確保しているのでは、とも思う。
思考の行き着く所は同じかもしれないが、自身はそこまでは至らぬまま]
仕掛けですか……。
何か、力そのものが求められているようには感じますが。
ここも人が踏み入らなければ、静謐で調和のとれた森でしょうから。
[樹を操る者として感じるのはそのようなことだ。
同時に、これだけ派手な行動を許す度量のようなものも感じる。
と、世間話程度かもしれない師の言葉に応じて]