[直後に感じたのは、木気の高まり。
名を呼ぶ声と共に、大輪花を咲かせた枝が投げ上げられる。>>25]
……わかった!
[強き瘴気を帯びたそれを、そのままにできぬのは一目瞭然。
ならば、為すべきは決まっている]
朱红的火焰猛烈燃烧。
在毒氣身穿的花瓣發生凈化,柔軟的陽光的氣!
[紡ぐ言霊は火気を持って瘴気の華を焼き、陽射しの力──穏やかなる火気と陽気を生じさせる言霊。
ふわりと舞った焔の羽が大輪花を包み、それを、柔らかな光へと転じさせた。
生じた陽気は影本体にも落ちかかり、ふわり、とその瘴気を削り落としてゆく。*]