[先ほどすり抜けていった鴉の一羽が、いつの間にか懐に今回の紙を忍ばせてくれていた。が、それに気がつくのはもう少し後のこと。] シェーイー! 弓こっちにパス![>>9そして逃げながら、ちらっと見えた中庭の方へ。有無を言わさず弓を返してもらうと、そのまままた廊下に戻る。] ふ、これさえあれば百人力! 天誅を食らわしてやるんだから![見通しの良い廊下の所で立ち止まり、弓を構える。変態の姿が見えたら射つつもりで。…まあ殺しでもしたら困るので、狙うのは足なのだけど。]