人狼物語−薔薇の下国

252 グラムワーグ・サーガ2


語り継ぐ者 ローランド

[手の上に乗ったのは、掌を覆うほどの大きさの水晶のような塊>>25
青銀色それはまるで老竜の瞳のようだった]

 これは……。

[老竜の言葉を聞き、男は彼女の顔を見上げる。
開かれた瞳は片方だけ。
掌に乗せられたものがなんなのか、男は直ぐに理解した]

 ディルドレ老……!

 ……売るだなんてとんでもない。
 大事に、使わせてもらう。

[如何に価値があろうとも、これは売るべきではない。
老竜の想いが籠もったもの。
使うかどうかは別として、これを受け取る意味を男は薄っすらと感じ取っていた]

(27) 2014/09/18(Thu) 03:03:26

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