[基礎訓練を続けてしばらくして。
若年層の者達はセルウィンに呼ばれて>>0:109いつもの訓練場所へと集合した。
目の前に並べられたのは様々な種類の武器が入った木箱。
それぞれが覗き込みながら、セルウィンの言葉を耳にした]
うわぁ、凄いな。こんなにある。
[周りが思い思いの武器を手にする中、カレルは剣と槍を手に見比べていた]
盾と剣か、両手槍か……。
[盾で防ぎながら懐に潜り込んで攻撃するか、長い槍を両手で扱い離れたところから攻撃するか。
仕事柄、両手で扱う物の方が慣れているのだが、身軽さを考えると剣の方が、と考えてしまい悩んでしまっていた]