・・ ささ、奥様。 立ち話も何ですしどうぞお入りください。 お茶をお持ちしますので、 一度お休みになられましたら その後はお二人でどうぞごゆっくり……。[もしソマリ様が彼女に恋して連れてきたならば対等な眷属では無く新たな主人として認識した方が良いだろう。そう思い込んだ俺は彼女のことを「奥様」と呼んだのだった。これが初対面でのこと、勿論今は呼んで無い。]