人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


巫女姫 シルキー

― 回想:シメオンと ―

[それは、首都ブラバンドに巫女姫が到着して
間もなくの頃だっただろうか]

マチュザレム共和国の…?

[王府の文官から届いた報告に、彼女は静かに目を瞬かせた]

大変珍しいことですね。
外国の方が此方に来られるというのは。

[ナミュールは結界に守られた島国だ。
ゆえに、外国からの来訪者は殆どいない]

遠路はるばる来られたのですから、
此方も相応の礼は尽くしましょう。
王府の方々に異論が無ければ――… わたくしがお会いいたします。

[意を伝えれば、やがて面会の場が設けられることとなった**]

(27) 2015/03/06(Fri) 01:15:52

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