[ 彼の言葉の"全員"には、例外なく自分も入っているのだろう。>>15殺されるのであれば、本望だと……思う筈であったのに。>>5:141"赦される"と安堵する、筈だったのに。沸いてくるのは、不安と恐怖。その手を血に染めて、自らの望みが果たされたとしても、きっと何も、喜べない。きっと自分を、赦せない!>>5:143だから今度こそ。 ─── 透明なSOS を受け取らせて。 ─── 彼のココロを、守りたい、から。 ]