人狼物語−薔薇の下国

477 【R18完RP村】暁天はかく語りき、


【3】rāst-dorūsh ソマリ

 
  鐘の音、か…。

[ある詩の一説を思い出しながら、続けられた言葉の先に意識を向け直す。>>4:112

そこで差し出されたのは、彼女が描いただろう絵だった。

出された絵は、良く見なければ朱いの一言に終わってしまいそうなほど、激情が蠢いて見えた。
穏やかな謐けさなどない黄昏だった。]

  …俺に?
  酷い嫌がらせ富んだ皮肉だな、ローレル。

[その真の意味が理解されずとも構わなかった。
ただ、一歩分、この距離を詰めるようにして言葉を重ねる彼女の絵を、受け取る。

彼女の想いの丈がここにあるのなら。
芸術理解には聡くない身だが、望むなら答えようと。]

(26) 2017/04/29(Sat) 02:07:10

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